今回は神戸市西区にある、F様邸の塗装を行いました。
まずは各部のチェック!
シーリングはキレイですが、
ポツポツと穴が空いていたりするので打ち替えや増打ちが必要そうです。
チョーキングが出ています。
外壁塗料の劣化が進んでいる証拠ですね。
塗料は劣化するとこういう粉状になるので、
触ってすぐに確認できます。ご家庭でもぜひ。
まずは各部のシーリング。
そしてこちらのお住まいを、セラミック樹脂塗料の石目調で仕上げていきます。
ちなみにセラミック塗料とは、
「砂や石、セラミックビーズなどの微粒子が配合された塗料」です。
さすがに本物の石をまぶしていくと、
外壁が非常に重くなってしまいますので・・・。
こちらは石ではなく、軽いセラミックの微粒子。
塗装しても躯体に負荷をかけません。
本物の天然石を砕いたものが配合されている
「天然石調塗料」もあるんですが、
今回は未登場ということで。
外壁塗装では『ローラー工法』が主流ですが、
今回は『吹き付け工法』で仕上げています。
吹き付け工法はローラーよりも高い施工技術を必要とします。
仕上がりの綺麗さが際立つ塗料と施工法を採用しているので、
主剤は2回吹きの仕上げです。
塗装の最後は透明のクリア塗料(仕上げ剤)で、
表面を保護する工程が必須です。
この仕上げの工程を省略するとわずか数年で、
セラミックがボロボロと剥がれ落ちてしまいます・・・。
今回はクリアも2回吹き!
一般塗料はクリア塗料が不要なので工程が短いのですが、
石材調塗料はクリア塗料必須。
つまり工程数が多いです。5工程で仕上げております。
お客様にはお時間をいただくことになりましたが、
見た目の綺麗さは通常の塗料とは違うものとなり、
大変満足していただけました。
もちろん価格は安いに越したことはありませんが、
一度塗り替えると約10年前後はそのまま過ごすので、
お客様が「本当に良かった」と思える提案を、いつも心がけております。