共用部の塗り替えとなると、やっぱり多くなるのが鉄部の塗装。
基本的な塗り替えの考え方は外壁と同じで、表面の汚れを落としてから塗り替える。これは同じです。
ただ作業内容が少し違ってきます。やっぱり鉄部なのでね。
ちなみに鉄部の塗り替えるタイミングでいえば、5~6年で塗り替えを実施するのがベストと言われます。
ですが使用状況や錆の程度にもよります。
可能であれば錆が出る前に塗り替えを行うのが理想ですね。
ひとつの目安は、チョーキングが起きているかどうか。
手で表面にふれると白い粉がついたりしませんか?
塗膜が劣化している証拠なので、塗り替えるタイミングの目安になるのでオススメです。
さて、鉄部の塗装は、ケレン→下塗り→中塗り/上塗りの順で行います。
ケレンというのは表面の錆を落とす作業です。
▼こんな感じに。ケレンは耐久性や仕上がりに直結します。
▼補修が必要な場所は補修も行います。
▼下塗りでは錆止めを塗ります。
変性エポキシ系プライマーと呼ばれるもので、刷毛やローラーを用いて塗装するのが一般的です。
▼中塗り・上塗りで下地を保護していきます。
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▼場所によっては二回の上塗り工程がある場合もあります。
いよいよ完工も近くなってきました。
次回は完工した様子をお届けできるように頑張ります!