前回に引き続き、神戸市の工事の続きをご紹介していきます。
前回は高圧洗浄を行ったので、今回は屋根塗装です!
まず塗装に入る前に、棟板金(むねばんきん)の錆止めを行います。
多くの屋根には棟板金とよばれる鉄板の部材が使われています。
屋根材を下から張っていった最後の「しまい」といわれる重要な部分。
屋根材を固定する役割のほか、屋根材同士の隙間を覆って、雨水の侵入を防ぐ役割があります。
屋根の塗装を行うときは、この棟板金にも傷みが出ていないか確認し、
錆が出ているようならケレン(やすり)などでしっかりと落として錆止めを行います。
地味ですが、丁寧に作業していきます。
ケレン作業がこんな感じ。
釘打ち作業はこちら!
錆止めも行います。
大事な工程ですので、地味ですが、丁寧に作業していきます。
それでは、塗装に入っていきます。
まずは下塗りから。
屋根塗装は一般的に3回塗りで、そのうち1回目を「下塗り」と言います。
下塗りの主な役割は、
◎屋根材と上塗り塗料との間の接着剤
◎細かなひび割れの補修
です。
この工程がないと、どんなに良い塗料を使っても剥がれたり色ムラが出たりしてしまいます。
品質・仕上がりに関わるとても重要な工程です。
次が中塗りです。
中塗りは、いよいよ選んだ色に近づいていく工程。
端やスリットになっているところは刷毛で先に塗り、最後に広い面をローラーで仕上げていきます。
そして最後が上塗りです。
上塗りは、外壁塗装の仕上げとなる重要な塗装工程です。
色ムラや塗り残しをなくすために、今回は中塗りは上塗りとは別の色にしています。
全体を塗り終わってから
塗り残しや塗りムラがないか、きちんと艶が出ているかなどを最終確認します。
塗り終わった全体はこんな感じです!
キレイに仕上がりました。
今回は屋根塗装の様子をご紹介していきました。
いかがでしたでしょうか?
お次は外壁塗装と完成までについて更新いたします。
ついに完成しますので、ぜひご覧ください~!